墓じまいをするときは家族や親戚と話し合ってから考えよう

墓じまい

住職不在の寺が急増し墓じまい増加の一因に

少子化と東京一極集中の影響で過疎地域の人口減少が加速しています。高知県内で村議会議員のなり手が少なくなり、議会の存続が危ぶまれる自治体が生まれているように、消滅に向かってひた走る地域も出てきました。そんな中、墓じまいをせざるを得ない人も急激に増えています。島根県の山間部では寺の多くに住職がおりません。
普通は近くの寺の住職が兼務するのですが、近くに見当たらずに京都の住職が兼務しています。住職が寺を訪れるのは年に1回あるかないかで、墓の管理もほとんど放置された状態です。徳島県では住職のいない寺が倒壊して警察が出動する騒ぎが発生しました。こちらは近くの寺の住職が兼務していたのですが、墓の管理はおろか、寺を訪れることさえなく、柱が腐食してしまったようです。
人口減少で過疎地の寺の経営は危機的状況に陥っています。本業をほったらかして、土木作業や警備などアルバイトに精を出す住職も珍しくありません。住職が寺を捨て、都会へ出て行ってしまうこともあるそうです。都会に暮らし、年に数回、故郷へ戻って墓を守ろうとする人からすれば、もはや墓じまいせざるを得ないのが実情なのです。
各宗派ではようやく過疎地域の寺を維持するための方策検討を始めましたが、住職のいない寺ばかりになったのでは地元に暮らす人も墓じまいせざるを得なくなってしまいます。過疎地域の現状は厳しさを増すばかりなのです。

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